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CLEA Technologies社について
CLEA Technologies社は生体触媒とグリーンケミストリーの分野で、広範囲に利用可能な独自の架橋酵素凝集体
(Cross-Linked-Enzyme-Aggregates)を製造しており、キラル化合物や医薬中間体用のスマートな生体内変換の開発を
得意とする専門家集団です。

CLEA TechnologiesはオランダDelft工科大学のRoger Sheldon教授グループをスピンアウトし設立され、不溶性の
架橋酵素凝集体のような酵素加工の革新的な技術を商業化しました。
現在CLEA Technologies社は、母生体触媒の応用、触媒酸化、キラル合成技術におけるSheldonグループの広範囲な
経験に基づいて、ファインケミカルおよびキラル中間体生産用の生体触媒プロセスの開発に従事しています。

CLEA Technologies社は以下の3領域でサービスを提供しています。
  1. 生体触媒加工
    特に架橋酵素凝集体のような酵素の固定化に幅広い専門知識を所有しています。
  2. プロセス開発
    顧客のために初期の酵素スクリーニングから、ラボスケールの至適化を通してスケールアップまでに
    生体触媒プロセスを開発します。
  3. キラル製品
    キラルなα-アミノ酸、α-水酸基を持つ酸、アルコール、アミン、アミノアルコールなどの合成に おける様々な
    専門知識の中から選択されたキラル中間体をご提供します。
架橋酵素凝集体(CLEA)
CLEA_image
CLEAの利点
  • 高純度の酵素は必要としない(部分的に精製された調製品に適用可能)
  • 簡単な操作と広い応用
  • 室温で長期間(1年以上)安定
  • 実質100%活性なタンパク質(高い容積測定(volumetric)と触媒生産性)
  • 容易な回収と再使用
  • 単独酵素と比較して高い温度安定性と有機溶媒への耐性
  • 高い活性と選択性(単独酵素よりも高い場合もある)
  • 水媒体中で酵素を濾す必要はない
  • 迅速な至適化(HTEを使用して)は開発時間を短くする
  • 触媒カスケードプロセス用に1つ以上の酵素を含むコンビCLEA
CLEA:市場と応用
架橋酵素集合体には次のとおり非常に多くの可能性があります。

  • 合成
    • 薬剤
    • 香料および味覚物質
    • 農薬
    • 機能性食品
    • ファインケミカル
    • バルクのモノマー
  • 食品および飲料
  • パルプおよび紙
  • 化粧品
  • オイルおよび脂質
  • 織物
  • 廃水処理
  • 界面活性剤
  • バイオセンサー
  • 診断薬
  • タンパク質輸送
CLEA調製用の酵素類
1.Hydrolases
1.1 Lipases & Esterases
リパーゼCLEAは、バイオディーゼル製造、バイオ潤滑油、皮膚軟化クリームのためのバイオエステル、洗剤および
チーズ製造のようなリパーゼを含む他の応用と、いろいろな油との脂質変換過程で潜在的な応用があります。

1.2 Proteases
Bacillus licheniformis(EC 3.4.21.14(別名サブチリシンCarlsberg))由来のアルカリプロテアーゼ、Alcalaseは洗剤用の
安価な酵素で、例えば(アミノ酸の)エステルおよびアミンの光学分割とペプチド合成における有機合成で広く使われていました。
AlcalaseとSavinaseの CLEAは、アミノ酸エステルの加水分解とペプチド合成に優れた活性とエナンチオマー選択性を示します。

1.3 Amidases
ペニシリンGアミダーゼはペニシリンとセファロスポリン抗生物質の製造に使われます。
ペニシリンGアミダーゼCLEAは、例えばアンピシリンの合成に効果的な触媒でした。
アミノアシラーゼはいろいろな(S)-アミノ酸の商業生産で使用されます。

1.4 Nitrilases

1.5 Glycosidases
β-ガラクトシダーゼ(ラクターゼ)には、世界の人口の約75%に影響が報告されている乳糖不耐症の兆候を軽減するための処置に、
消化補助食品として応用できます。
現在、店頭で売られているLifeplanとLacteezeのような製剤は、タンパク分解による分解のために安定性が低いのですが、
CLEAのようなガラクトシダーゼ製剤は分解から保護することが期待できます。
ガラクトシダーゼはまた乳糖から三糖類への合成触媒として使用されますが、CLEAのような固定化はこういった場合にも
有用であると考えられます。

1.6 Phosphatases フィターゼは動物のえさの添加物として広く使われています。


2. Oxidoreductases
2.1 Oxidases グルコースオキシダーゼは食品および飲料に応用されていますがグルコースセンサーとしても広く使われています。
ラッカーゼには多くの潜在的な応用があります。例えば、パルプや紙または繊維工業での漂白、廃水処理、
安定なラジカルTEMPO(2,2,6,6-tetramethyl-1-piperidinoxyl)との組み合わせによる炭水化物の触媒的好気性酸化
(catalytic aerobic oxidation)などがあげられます。

2.2 Dehydrogenases
2.3 Peroxidases カタラーゼは通常グルコースオキシダーゼと併用して食品や飲料に広く利用されています。


3. Lyases
3.1 Oxynitrilases R-およびS-特異的なoxynitrilases(hydroxynitrile lyases、EC 4.1.2.10)は、広範囲にわたるアルデヒド類の
エナンチオマー選択的なhydrocyanationを触媒します。
アーモンド、Prunus amygdalis(PaHnL)由来の(R)-特異的oxynitrilaseから調製されたCLEAは、微水条件下で
アルデヒドのhydrocyanationに非常に効果的で、活性の損失無く10回の再利用が可能でした。
CLEAはManihot esculenta および Hevea brasiliensis 由来の(S)-特異的oxynitrilases から同じように調製されました。
これらのoxynitrilase CLEAは有機溶剤中で例外的にうまく働き、非酵素的なhydrocyanationと比較して、基本的に
完全な抑制のためにフリーの酵素で観察されるより高いエナンチオマー選択性を与えました。
Manihot esculenta由来のS-選択的oxynitrilaseとPseudomonas fluorescens 由来の非選択的(aselective) nitrilaseを
含むコンビCLEAは、ベンズアルデヒドをS-マンデル酸へのスムーズなワンポット内転換を触媒します。

3.2 Aldolases
3.3 Decarboxylases
3.4 Nitrile hydratases Nitrile hydratasesはアクリルアミドおよびニコチンアミドをその対応するニトリルから大量生産するために使用されます。
Key references
  1. Sheldon, Roger A; Sorgedrager, Menno; Janssen, Michiel H. A.
    Use of Cross-linked Enzyme aggregates (CLEA) for performing biotransformations.
    Chimica oggi, Chemistry Today, (2007) , 25 (1), 48-52.
  2. Sheldon, R. A.; Schoevaart, R.; Van Langen, L. M.
    Cross-linked enzyme aggregates ( CLEA ): A novel and versatile method for
    Enzyme immobilization (a review)

    Biocatalysis & Biotransformation (2005), 23 (3/4), 141-147.
  3. Schoevaart, R.; Wolbers, M. W.; Golubovic, M.; Ottens, M.; Kieboom, A. P. G.; van Rantwijk, F.;
    van der Wielen, L. A. M.; Sheldon, R. A.
    Preparation, optimization, and structures of cross-linked enzyme aggregates( CLEA)
    Biotechnology & Bioengineering (2004), 87(6), 754-762.
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