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有機化学2017.07.11

RAFT剤:素材の開発や新世代の高分子材料への応用が可能です

RAFT重合の概要

RAFT重合(Reversible Addition Fragmentation chain Transfer Polymerization、可逆的付加-開裂連鎖移動重合)は、ポリマー合成に幅広く応用が可能な重合法です。 RAFT重合は簡単なフリーラジカル重合反応で、あらかじめ定められた分子量で、狭い多分散性を持ち複雑な構造を持った特別仕様のポリマー合成を可能にします。

この技術はポリマー合成に革命をもたらし、工学材料や電子材料、医療材料やバイオテック素材など幅広い分野における素材の開発や新世代の高分子材料への応用が期待されています。

Boron Molecular社はRAFT重合反応を開発したCSIRO(オーストラリア連邦科学産業研究機構)とのライセンス契約により研究用の少容量から商業用バルクまで一貫して製造販売する権利を持っています。 このため新規ポリマーの初期開発から商用化までRAFT重合反応の開発をサポートさせていただくことができます。

RAFT重合反応について

RAFT重合(Reversible Addition Fragmentation chain Transfer Polymerization、可逆的付加-開裂連鎖移動重合)は、停止反応が十分に制御されたフリーラジカル付加重合反応です。 そのため、モノマーの供給がなくなるまで重合反応は続きます。重合はモノマー(と開始剤)が溶液中に追加されると再開します。 この特性により、形成されるポリマーの大きさ、組成、構造を明確にコントロールできます。

RAFT重合では従来型の処理装置を利用して簡単にスケールアップが可能です。 またポリマー研究者にとってもより簡単にポリマーを合成することができるという利点があります。

  • 設計した分子量で狭い分子量分布を持ったポリマーを様々なモノマーを使って様々な反応条件のもとで合成可能
  • さらなる重合反応も含め、意図的な操作を可能にする反応性のある末端グループを持たせることが可能
  • 以下のような複雑な構造を持つポリマーが合成可能

RAFT重合反応では様々なモノマーやモノマー混合物を使用することができます。 また溶液、エマルジョン、懸濁重合を含むフリーラジカル重合の全ての形態で使用可能です。

RAFT剤リスト

Boron Molecular RAFT Agent List

RAFT剤とモノマーの適合表

Boron Molecular Commercial RAFT Agents

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