Biorelevant.com社について

Biorelevant.com社はCRO業務を通して生体関連媒体に対する多くの製薬企業の需要を見出しその開発に取り組んだ結果、2008年に短時間で生体関連媒体を作ることを可能にした製品を製造し「SIF Powder」という名称で販売を開始しました。
その後この製品はバッファを変えることで異なる媒体を作り出すことができることからその名称を「SIF Powder」から「FaSSIF/FeSSIF/FaSSGF」に変更されました。 同社の製品は調整方法により、絶食時あるいは摂食時の小腸や胃、大腸の体液を模擬することが可能で現在世界中の製薬企業の創薬研究の場で使用されています。
また数多くの文献で引用・参照されています。Biorelevant.com.社はさらに研究開発を進め、医薬品だけではなく、ビタミン類、医療機器、機能性食品、動物用医薬品開発への応用も考えています。

FaSSIF　　Fasted State Simulated Intestinal Fluids
FeSSIF　　Fed State Simulated Intestinal Fluids
FaSSGF　　Fasted State Simulated Gastric Fluids

Biorelevant.com社の生体関連媒体について

現在開発中の新規医薬品の約90％は難溶性です。

開発費用の1/3は全臨床試験において使用されますので開発を継続するかどうかの決定を急がなければなりませんが多くは推論でなされています。

開発中の医薬品を実際の消化器官の体液を模擬した媒体で検査することが重要になります。

Biorelevant.com社の媒体は胆汁酸類とレシチンを含んでおり、消化器官の異なる部位の体液を再現します。また、絶食時と摂食時の両方の状態も再現可能です。更に異なる動物種の体液も再現可能です。

生体関連媒体を使用することで開発された薬剤が消化器官内でどの程度溶解・溶出されるかを確認することができます。またどの程度の時間で溶解されるかも測定可能です。