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生化学2021.04.02

Genovis社 GlyCLICK®

Genovis_GlyCLICK

GlyCLICK®

GlyCLICKはFc領域特異的な修飾テクノロジーであり、これにはFc領域の糖鎖再構成とクリックケミストリーが利用されています。

製品詳細

このテクノロジーにより、多様な種類・サブクラスのIgGから安定した均質な修飾抗体を生成することが可能です。抗体の完全な脱グリコシル化によって、Fc領域の糖鎖を再構成することで、クリックケミストリーを利用した安定な部位特異的修飾が可能になり、標識度(DOL)または抗体-薬物比(DAR)が2.0に近づきます。

信頼性が高く、繊細な用途においても、定量的な修飾と完全な免疫反応性が確保されます。このテクノロジーは幅広いキットのフォーマットで利用可能で、カスタマイズされたラベルを使用した抗体の部位特異的標識をよって円滑に修飾を行えます。

GlyCLICKの仕組み



Figure 1.Schematic presentation of the GlyCLICK conjugation process.

1. 脱グリコシル化
多様な種類・サブクラスのIgG に対して、FC領域に特異的に作用するエンドグリコシダーゼであるGlycINATOR®(EndoS2)1は、最も内側のGlcNAc につながるFc領域のグリカンを加水分解します。この酵素は、ハイマンノース型、ハイブリッド型、バイセクト型、コンプレックス型のグリカンを除去します。

2. アジド導入による活性化
アジド基を有するUDP-GalNAzは、β-1,4-ガラクトシルトランスフェラーゼY289L *(GalT)を利用して酵素反応により露出したGlcNAcに結合され、アジド基を有する抗体を生成します。この活性のあるアジド基はアルキンを有する標識化合物と反応することができます。

3. クリック反応
活性のあるアジド基を有する抗体は、生体直交型反応を利用して機能性のあるラベルで修飾することが可能です。これは歪み促進型アジド-アルキン付加環化(Strain-promoted alkyne-azide cycloaddition, SPAAC)を経由して、安定なトリアゾール環の形成を介しています。


製品特徴

GlyCLICKにより、多様な種類・サブクラスのIgGに対して、標識度(DOL)を2とした部位特的かつ定量的な修飾を確実になります。GlycINATORの高い特異性により、IgGのFc領域にあるグリコフォームの完全な脱グリコシル化が可能で、アミノ酸配列の事前のエンジニアリングは必要ありません。クリックケミストリーを使用した確実な修飾により、バッチ間のばらつきを最小限に抑え、かつ、安定で完全に標識された抗体が得られます。

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