Amytrackerによってアミロイドが赤色蛍光で染色された蛍光顕微鏡画像

Amytrackerとは

Amytrackerはタンパク質凝集体を高度に視覚化する、蛍光トレーサー分子です。この分子はサンプル中の標的に結合すると、強い蛍光をもって発色します。
標的はアミロイドまたはアミロイド原線維・プロトフィブリルを含むタンパク質凝集体です。そのため、Amytrackerを使用することで、様々なアミロイド形成タンパク・ペプチドから生じるアミロイドの前繊維を迅速かつ高い信頼性で蛍光染色することが可能になります。これは幅広い種の組織検体に適用でき、液体サンプル中のタンパク質凝集体のフィブリル化アッセイと分光光度検出を実行可能になります。

Amytrackerは無毒の分子であり、培養中の細胞に使用すると容易に取り込まれます。
さらに、それらは光および熱安定性であり、あらゆる用途での取り扱いが簡便ですAmytracker のex vivo向け製品は組織切片の染色、生細胞イメージング、アミロイド線維化アッセイに必要な手技を簡略化します。
In vivo向けのAmytrackerに関する詳細については別途お問合せ下さい。

• Amytracker事例紹介（Ebba Biotech社）

簡易プロトコル

1.組織切片のアミロイド染色

• 固定組織または新鮮な組織を使用
• AmytrackerをPBS（pH 7.4）で1：1000に希釈
• サンプルに十分量をアプライ
• 5-30分インキュベーション
• PBSで洗浄（オプション）
• 推奨される励起/発光でイメージング

2. 生細胞イメージング

• AmytrackerをPBS（pH 7.4）または細胞培養培地で1：1000に希釈
• サンプルに十分量をアプライ
• 30分インキュベーション
• PBSまたは細胞培養培地で洗浄（オプション）
• 推奨される励起/発光でイメージング

製品リスト

ご要望の励起波長・蛍光波長応じて下記のリストが選択いただくことが可能です。
なお、容量はex vivo向け 50μL, 100μL, 150μL, 200μLになります。（in vivo向けは別途お問合せ下さい。）

• Ebba Biotech社のAmytracker製品ページ（公式HP）
• Ebba Biotech社 紹介ページ
• Ebba Biotech社公式ＨＰ